抱える夜空

心の奥底に隠したほの暗い感情や記憶、時にはとある世界にフォーカスした物語までも、音楽に投影し表現豊かに届けてくれるるぅとくん。
そうした様々なものを抱える表情ということで、顔の右半分は目を瞑り思い悩むような様子、左半分は仮面をつけて自分の素顔を偽りひそめる様子を描いています。

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映写機が映し出す
るぅとくんの心の中

るぅとくんの胸はハート型にくり抜かれ、どろっとした感情が垂れています。そのハートの中=るぅとくんの心に映写機の光が当たることで、抱えたものが “夜空に煌めく星と月“ として壁に映し出されています📽🌌
抱えた心情を音楽に昇華し1つの楽曲にする、というるぅとくんの楽曲制作の過程や届け方を表現しました。

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各楽曲のモチーフ

今日も空は眩しいから ・・・ 仮面に咲く勿忘草
Justified ・・・ ナイフ
拝啓、不平等な神様へ ・・・ 十字架
ジェスター ・・・ 顔半分を覆う仮面
夜桜非行 ・・・ 猫
アイディー ・・・ 毒林檎
腐心 ・・・ 水槽
僕は雨に濡れた ・・・ ひっくり返った傘
クロマト ・・・ ✕ ばかりの答案用紙、丸まった紙
トリックスタァ ・・・ 瓶に入った沢山の星
エヌイー ・・・ 「Eat me」と書かれたクッキー
よるのあるきかた ・・・ シュークリーム
忘れ愛 ・・・ 干された青写真、腕時計
嘘でごめんね ・・・ 壁に貼られた新聞

ひっくり返った傘

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上記のとおり『僕は雨に濡れた』のモチーフでもありますが、《 見上げた空は君模様 》との対比にもなっているんです。
流れてしまう涙を隠すために傘を投げ捨て雨に濡れる姿と、傘を持って優しくこちらに手を差し伸べてくれる姿、どちらも愛すべきるぅとくんで どちらも知っていることを表現しています。

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夜空に浮かぶ月

敢えて、満月ではなく欠けた月にしています。夜を照らしてくれる月にも 光の宿っていない影の部分があること、この詩に通ずるものがあると考えます💭🌘